がん検診(市民健診)

がん検診のイメージ画像

当院は荒尾市市民健診実施医療機関に指定されております。
電話連絡の上、本人と確認できるもの(マイナ保険証・運転免許証等)をご持参の上ご来院ください。

子宮頸がん市民検診

対象者 荒尾市に住民登録をしている女性で、20歳以上の人(平成18年4月1日以前に生まれた人)
  • 複合健診(集団健診)で上記の検診を受診された方は、個別検診(医療機関での受診)は受診することができません。
検診
実施期間
令和7年7月1日から令和8年3月31日の9か月間
自己
負担金
1,500円

※以下に該当する方は無料(自己負担金なし)で受診できます。

  • 21歳の者(平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれの者)
  • 非課税世帯の者
  • 70歳以上の者
  • 生活保護受給者

※検診の条件などの詳細は、荒尾市のホームページをご確認ください。
荒尾市のホームページ

当院で可能な婦人科系がん検査

子宮頸がん

子宮は、妊娠した時に胎児を育てる場所の子宮体部と、出産のときに産道の一部になる子宮頸部に分かれます。このうち子宮頸部に発生するがんが、子宮体頸がんです。日本では毎年10,000人の女性が子宮頸がんにかかり、約2,900人の方が亡くなっています。子宮頸がんの発症年齢は、30〜40歳代がピークで、とくに若い世代で多いことが問題になっています。

子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で発生することが分かっています。HPVは、性的接触によって感染するありふれたウイルスです。性交経験のある女性の大半が、一生に一度は感染することがあると言われています。HPVの高リスクタイプが長期間に持続感染すると、子宮頸部異形成と呼ばれる前がん病変を経て、約10年後に子宮頸がんへと進行すると考えられています。

子宮頸がんの予防と症状

子宮頸がんの発症を防ぐ方法として、HPVへの感染を予防することが一番重要です。HPVワクチンは世界110か国以上で接種され、9価(シルガード9)のHPVワクチンを接種すると、約90 %の子宮頸がんを予防することができます。

症状は初期の子宮頸がんでは、自覚症状がほとんどありません。子宮頸がんが進行すると、おりもの(帯下)の異常や、不正性器出血、性交時の出血を自覚するようになります。これらの症状がある方は、早めに産婦人科を受診してください。

子宮頸がん検査

子宮の入り口の子宮頸部を、ブラシなどで擦るように細胞を採取してがん細胞や前がん病変(異形成)の細胞がないか顕微鏡で調べます。20歳から特に自覚症状がなくても子宮頸がん検診を受けてください。

子宮頸部細胞診検査では前がん病変(異形成)やがんが疑われた場合は、コルポスコピーという拡大鏡で観察を行い、疑わしい病変の組織を採取(生検)します。

子宮体がん

子宮は、妊娠した時に胎児を育てる場所になる子宮体部に発生するがんが子宮体がんです。子宮体がんは、ほとんどが子宮内膜から発生しますので、子宮内膜がんとも呼ばれています。日本では、毎年約18,000人の女性が子宮体がんにかかり、約2,500人の方が亡くなっています。婦人科のがんで最も多いのが子宮体がんで、年々増加しています。

子宮体がんの発生には、エストロゲンとプロゲステロンという、2つの女性ホルモンが深く関わっていると言われています。エストロゲンは子宮内膜を厚くする働きがあり、プロゲステロンは子宮内膜を厚くするのを抑える働きがあります。
もしホルモンの働きが乱れて子宮内膜の細胞が増え続けてしまうと、子宮内膜増殖症という前段階を経て子宮体がんが発生すると考えられています。出産経験のない、肥満、月経不順がある方は、子宮体がんのリスクが高いと言われています。

一方で、女性ホルモンと関係なく発生する子宮体がんもあります。このタイプは高齢者に多くみられ、がんに関連する遺伝子の異常が原因と言われています。

子宮体がんの症状

子宮体がんで最も多い自覚症状は、不正性器出血です。子宮体がんにかかりやすい年代は高齢なことが多いので、更年期や閉経後に不正性器出血を認めた場合は産婦人科を受診してください。

子宮体がん検査

子宮内膜の検査は、外来で行うことができます。
子宮の内部へ細い棒状の器具を挿入し細胞を採取する子宮内膜細胞診検査や、組織を採取する子宮内膜組織診検査が一般的です。また、経腟超音波断層法検査も有用な検査方法です。